2024年5月23日木曜日

イスラエルについて

 

イスラエルについて

 現在のイスラエルの状況について色々と考え見たのでメモしておく。

 2024520日現在、イスラエルは第二次世界大戦末期のナチスドイツと同じような四面楚歌の状況に陥っている。イスラエルのラファ作戦は頼みの米国にも非難され、完全に梯子を外されている。

 ナチスドイツはなぜ勃興したのかというと、第一次世界大戦の巨額の賠償金で苦しんでいたドイツに英米の資本家が投資したからであり、イスラエルがなぜ建国でき、その後発展できたかというと英米の資本家が投資したからである。つまりナチスドイツもイスラエルも英米の傀儡国家なのだが、ナチスドイツのヒトラーが最後に自殺して、第二次世界大戦のすべての悪の根源として責任を取らされナチスドイツが消滅したように、イスラエルのネタニヤフもこのままいけば自殺して、第三次世界大戦の悪の根源はすべてシオニズムイスラエルににあるとされ国家消滅されそうになっている。Xでも毎日のようにイスラエルのユダヤ人と自称している人間がパレスチナ人を侮辱、虐待する動画がアップされ、世界中の庶民の憎悪をなんとかユダヤ人に集めようと英米の資本家がやっきになっている。

 確かにナチスドイツのユダヤ人に対するジェノサイドや今のイスラエル人のパレスチナ人に対するジェノサイドはおそらく本当に起こっているのであろうが、どう考えてもドイツ人やユダヤ人が自由意志で行ったとは考えにくい。

 そこでまず大恐慌から第二次世界大戦までの流れを経済学的に説明することにより、現在の第三次世界大戦で一体何が本当に起こっているのかを推測しようと思う。

 1929年から世界大恐慌が始まる。1933年にアメリカが金本位制を停止して、金融緩和することにより大恐慌を克服しようとする。ここで世界各国で通貨切り下げ競争が起こる。そして通貨切り下げ競争(近隣窮乏化政策)に勝った日本とソ連とドイツがもし第二次世界大戦が起きず、世界的デフレが続いたのなら相対的に繫栄し、英米仏が衰退することが経済学的に1930年代後半には見えてきた。

 それを避けるために英米は何としても戦争を起こして、日本とドイツとソ連の工業地帯を焼け野原にすることによって世界大恐慌による世界的デフレを克服しようとした。

 英米は傀儡国家ドイツと中国国民党蒋介石を使い、日本とソ連を第二次世界大戦に引きずり込んだ。これが経済学的に見た大恐慌から第二次世界大戦までの真相である。第二次世界大戦を日本とドイツによる侵略戦争とするのは英米の流したプロパガンダである。なぜなら英米には第二次世界大戦を起こす戦争動機があり、日本とソ連とドイツには第二次世界大戦を起こす戦争動機は経済学的に見てなかったからである。そして英米仏の戦争目的は日本とソ連の工業地帯を焼け野原にすることだった。傀儡国家ドイツは上述している通り、英米からの投資により繁栄しているので英米に逆らえずソ連を攻撃したのであり、中国国民党蒋介石政権は第二次世界大戦の英米の勝利の後は、東アジアの英米の代理人、中間搾取国に中国がなることを条件として、日本を日中戦争に引きずり込んだのだと思われる。

 なぜ英米がこんな大掛かりな仕掛けをしてまで第二次世界大戦を引き起こしたかというと、世界大恐慌を軍事力によって克服しなければ、白人先進国が有色人種の植民地を半永久的に搾取する金本位制というシステムが完全瓦解してしまうからである。(金本位制が先進国が発展途上国を半永久的に搾取するシステムであるということの詳細を知りたい方はこちらをお読みください。中核信念 橘謙信公式ブログ : 1 2023 (kensintachibana.blogspot.com)

 

経済学的に言えば、世界大恐慌つまり世界的デフレは実物経済が供給過剰になり、自由競争が切磋琢磨からつぶしあいが主流になったことによって起きる。そのため世界大恐慌を根本的に克服するには各国が生産調整をする世界的談合によることがもっとも平和的な解決策となる。しかし世界大恐慌を世界的談合により解決するということは白人先進国が有色人種の植民地を半永久的に搾取システムを完全破壊することになってしまうためにそうはせず、白人先進国が半永久的に先進国として豊かに暮らすことを目的として英米が第二次世界大戦を起こし、日本とソ連の工業地帯を焼け野原にしようとしたということは押さえておきたいポイントである。

 

第二次世界大戦の結果はどうだったかというと、日本の工業地帯は計画通り焼け野原にできたが、英米が全面的にバックアップしたナチスドイツはソ連にまさかの敗北を喫したため、ソ連の工業地帯は焼け野原にはできなかった。仕方がないので英米はその代わりに用済みになったドイツの工業地帯ドレスデンをイギリス軍を使って爆撃して焼け野原にした。

また英米の予想外の出来事としては日本がアジアの独立運動に火をつけて第二次大戦後アジアで多数の欧米の植民地だった地域が独立したことと、中国国民党の蒋介石は中国共産党の毛沢東に国共内戦で負けたため大陸中国は英米の代理人としての中間搾取国にはならなかったので大陸中国を欧米の準植民地にすることができなかったことである。

このことから見て第二次世界大戦は英米の辛勝といったところが妥当な見方であろう。

また今から考えれば、ナチスドイツがなぜ英米の命令通り、独ソ不可侵条約を破ってロシアと戦ったり、ユダヤ人ジェノサイドをしたのかというと、おそらく英米の命令に従わなければドイツ人民族の滅亡にかかわるような脅迫をされていたからであろう。どのような脅迫を英米からされていたのかというと、もし命令通り動かなければ、今後一切未来永劫他の欧米白人諸国はドイツから何も買わないし、ドイツに何も売らないと言われていた可能性が一番高い。(日本にはアジアと商取引できるので致命傷とはならなかったが日本も第二次世界大戦時に一応英米に実際やられていた。)1930年代のころは世界のほとんどは欧米の植民地だったため、これをやられると植民地を持たないドイツは石油もその他の資源も一切入らなくなるためドイツ人としては民族の存亡の危機となると判断したのだろう。

しかし、欧米では個人に対する迫害方法として集団ストーカーをして精神病を発病させて、精神病院に強制入院させて向精神薬で廃人にするという常軌をきっした国家犯罪が第二次世界大戦前から行われていたことから類推して、それと同じような対国家バージョンのなんらかの大掛かりな迫害方法が他にある可能性はけっこうあるし、現代においてもエプスタイン島で児童を虐待、虐殺することで白人支配層の個々人の団結を確認していたように、ジェノサイドという国家犯罪を起こすことが、ドイツにとって他の白人諸国に忠誠を誓う国家儀式である可能性も捨てがたい。(そう考えると植民地時代欧米諸国がアメリカ大陸、アフリカ大陸、アジアをただ植民地にするだけでなく、ネイティブアメリカンやアフリカ人、インド人を気が狂ったように虐待虐殺した理由も納得がいく)。

以上のような第二次世界大戦周辺の流れを押さえたうえで今起こっている第三次世界大戦を経済学的に説明してみようと思う。

今現在、世界経済においては世界的スタグフレーションが始まりかけている。金本位制の世界ではデフレによる世界大恐慌が白人先進国の有色人種を搾取するシステムにひびをいれる出来事ように、不換紙幣世界では先進国が金融緩和できなくなり、世界的スタグフレーションが起こることが白人先進国が有色人種を搾取するシステムにひびが入る出来事になる。(詳しくはこちらを読んでください。中核信念 橘謙信公式ブログ : 1月 2023 (kensintachibana.blogspot.com)

 

 そのひびを修復するために白人西側諸国は世界の他の国に金本位制の再導入をする必要と軍事力によって中国と東南アジアの工業地帯を焼け野原にする必要に迫られた。金本位制を再導入するためにロシアをスイフトから締め出して、世界の発展途上国政府に不換紙幣通貨システムに不信を抱かせ金本位制を望むようにさせたり、中国を台湾有事に誘い込むためにウクライナとロシアとの間で戦争を生じさせた。(今起こっているウクライナ戦争はわざとウクライナとそのバックのNATO欧米諸国がロシアに負けるところを見せて、中国に台湾を攻めさせようとするための撒き餌だったと思われる。ウクライナのゼレンスキーは第二次世界大戦の蒋介石と同じように西側がロシアに勝ったらウクライナを東欧圏の中間搾取国とさせてやるとでも言われていたのだろう。)

 だが、残念ながら中国もロシアも他の発展途上国も欧米の手の内が分かっているらしく、金本位制を拒否し、かつ中国が台湾に攻め込むこともなかったので欧米の敗北は現時点でもう確定している。そこで欧米諸国は傀儡国家イスラエルにガザでジェノサイドをさせて、すべての発展途上国の憎悪をイスラエルに向けさせ、第三次世界大戦の敗戦責任をイスラエルに全部取らせようと今企んでいると推測される。(欧米の傀儡国家イスラエルが第二次世界大戦時の欧米の傀儡国家ナチスドイツみたいな悪役を割り当てられているということである。おそらくドレスデンの空爆に倣って、西側のどこかの白人先進国によるテルアビブ爆撃は秒読みの段階に入っているものと思われる。)

 ここまで読んで本当に欧米白人支配層がそこまで性格が悪いか疑問に思っている人がいるかもしれないので、それについて話はちょっと脱線するが説明しておく。

 ギリシャ時代から欧州では金貨や銀貨が使われていて広義の意味での金本位制だった。不換紙幣経済のエッセンスはミクロ経済においてもマクロ経済においても他人が得することは全体が得することである。つまりマネーは天下の周りものという格言がある通り、他人に得させることは間接的に自分にも得させることになるということがエッセンスなのである。だが、金本位制においては基本的にゼロサムゲームなので、確かにミクロ経済においては他人に得させない限り金持ちになることはできないのだが(おいしいパンを作って他人を幸せにするパン屋でなければ、パン屋として繁盛しないし、お金も儲からないということ)、マクロ経済的な視点から見ると他人に損させない限り自分のマネー(ゴールド)が増えないことがエッセンスとなる。つまりマクロ経済的に見れば他人の損は自分の得に必ずなるということが広義の意味での金本位制のエッセンスなのである。

 そのエッセンスを応用することにより、欧米の金本位制下では上級国民が半永久的に上級国民であり続ける必勝法が少なくとも中世から存在していた。どういう必勝法かというと例えば欧州域内にAという国家とBという国家だけが存在するとしてA国とB国の上級国民同士は縁戚関係にあったとする。この場合においてA国とB国の上級国民同士が陰で結託しながらも表面上は敵対しあって軍拡競争したり、実際に小競り合い程度の戦争を定期的にA国とB国の間でしたりしてA国とB国の一般庶民に重税をかけたりして損害を与えることによって、A国、Bそれぞれの上級国民は得することができるので(庶民の損は必ず上級国民の得になるから)、A国とB国の上級国民はそれぞれ半永久的にA国、B国において上級国民として君臨することができるというものである。確かにこれをするとA国、B国双方ともに全体の利を最大化することができなくなり、A国、B国ともにより豊かになることを阻害するが、A国、B国の全体の利を最大化よりも自分たち上級国民が半永久的にA国、B国それぞれにおいて上級国民として君臨するを優先することが、この必勝法の中核的価値基準である。要するにA国とB国の上級国民としては表面上はA国、B国の庶民に恨まれないようにいい君主として民の幸福を願うと言いながらも、実際の行動では常に自国の民の不幸にし、損害を与えようと試みることを統治の基本原則とするということである。おそらく欧米にあると言われる帝王学というものはこの統治原則について詳しく書かれているものなので一般庶民には決して公開されないのであろう。

 以上の必勝法を欧州の支配層、上級国民が少なくとも中世以降ずっとやってきたことは、欧州内諸国が中世以来ずっと近隣諸国と小競り合いを繰り返していた歴史を少しでも知っている人は疑いを持たないであろう。(バランスオブパワーという軍事戦略は、金本位制下において上級国民が半永久的に上級国民であり続けるために軍拡競争を正当化するための後付け理論であると思われる。また現代アメリカでも金本位制下と同じように巨大な軍事費や宇宙開発費を計上して庶民を苦しめている理由は(不換紙幣経済下においてそれは確実にアメリカを衰退させる行為だが)、どうしても政府が昔からの上級国民の利権を潰すことが政治的にできないものだからだと思われる。)

 上記の通り、少なくとも中世以降800年以上は欧米の支配層、上級国民は極悪非道だったし、植民地時代以降の欧米の有色人種に対する極悪非道な行いを見ても欧米白人支配層は極悪なのは歴史的に見れば明らかである。問題は今現在の欧米の支配層も極悪非道なのか否かということなのだが、それについて確実な事実に知っている人でかつ自供しそうな人はイスラエルのネタニヤフであろう。

 80年前、ナチスドイツにジェノサイドをさせるためにどのような脅迫がされていたかということと、ナチスドイツのジェノサイドの本当の黒幕は誰だったかということはヒトラーの自殺とナチスドイツの国家消滅によりうやむやにされてしまった。それにより欧米の植民地時代からの有色人種に対するジェノサイドの本当の黒幕が誰だったのかということがうやむやにされたままだったが、今、同様のジェノサイドをしているイスラエルのネタニヤフをなんとか自供させることに成功すれば、50%くらいの確率で極悪非道な欧米の真の悪の中核、真の黒幕がどこなのか分かり、かつ欧米の上級国民が持つ権力の道徳的正統性を崩壊させて、欧米の上級国民を二度と悪事ができないように地獄に落とすことができるかもしれないということである。(この機を逃せば多分永久に本当の真相は分からなくなるので、今がラストチャンスということでもある。またそれが分かれば今現在、コロナワクチンの副作用ということにして、故意に全世界の多くの市民を死傷させている本当の黒幕も分かるであろう)

 ネタニヤフから自供を引き出すにはユダヤ人の身の安全を確実に保証しなければならないので、イスラエルだけでなく欧米に住んでいるユダヤ人も希望する者には有色人種圏内に移住し、生計を立てる道をある程度保証しなければならないので(ネタニヤフが自供したら、欧米に住んでいるユダヤ人は生き地獄を味あわされた後、なぶり殺しにされる可能性が極めて高いので)極めて難しい課題だが、私としてはなんとしてでもやって、世の中を祓い清めてから新時代を切り開いていくべきだと思っている。

 

 中世の欧州における広義の金本位制による搾取も植民地時代の有色人種への搾取、虐殺も敵国の工業地帯を焼け野原にさせることを戦争目的とする第二次世界大戦、第三次世界大戦もコロナワクチンにより人類の免疫力を意図的に低下させて儲けようとする医療ビジネスも、共通していることは相手に損害を与えることによって自分が得をしよう、楽に生きよう、未来永劫上級国民が上級国民であり続けようという意志である。

 他人の犠牲の上に自分が半永久的に上級国民として君臨しようと自由意思において知恵の限りを尽くすこと、つまり知性化された悪はこれほどまでに科学が発展している現代においては人類の存亡を極めて脅かすものであるから否定すべきであることに誰も異存はないであろう。

 確かに経営者や企業人の仕事は、いかにして楽して継続的に金儲けをするビジネスモデルを構築するかを考えることであるが、それはあくまで他人に得をさせながら、他人に幸せを与えながら自分が豊かになるビジネスモデルでなければならないのである。

 もう二度と少なくとも人類の存亡に関わるような戦争を起こさないためには、上級国民が上級国民であるために先進国が発展途上国を半永久的に搾取したり、資本家やエリート、上級国民が一般市民を半永久的に搾取したりするシステム、ビジネスモデルは決して許してはいけないのである。

 自分の重荷を他人に背負わせて楽して生きようとするクズは不幸になれ! とみんなが願うほど人類が健全な魂を持つことが望まれる。

 

 

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