2024年8月27日現在の最新の世界情勢はブリックス正式加盟国は10か国、正式に加盟申請している国がパレスチナも含めて48か国ある。そしてブリックスの決済システムを使う予定の国が159か国あり、かつ人民元の決済がドル決済を超えたことによりブリックス側の脱ドル化が成功している。つまり先進国対発展途上国の超限戦は発展途上国側の勝利がほぼ確定している。
発展途上国側に裏切者がほとんど出なかったのが発展途上国の勝因と言えるだろう。私自身はもっと先進国に寝返る国がでるのではないかと予想していたが、結局アルゼンチンくらいだった。
勝利の祝杯に私は参加できそうにないが、プーチン大統領と習近平国家主席、そしてインドのモディ首相にお礼を言います。あなたたちの英知と勇断のおかげで世界中で虐げられ死んでいく子供たちが近未来半減します。ありがとうございました。
最後になりましたがロシアと中国とインドのさらなる繁栄を陰ながら祈っています。
2024年8月27日 橘謙信
表面的にはきれいごとを言いながら、楽して要領よく生きたいということを行動で示して生きようとすること、偽善者として生きようと思う人は必ず周囲の人を味方につけようとする。なぜなら周囲の人が敵だったら、絶対楽して要領よくは生きられないからだ。
だから偽善者は必ず自らの偽善の正当性を周囲に吹聴し、賛同を求める。また偽善の論理は中庸の論理よりも言論上はよく見えるから、偽善とは民主主義によく適応した悪徳と言える。
この偽善を世界が根本的に克服するにはみんながきちんと加害者意識を持って生きるしかないが、暫定的に克服するには先進国群に対して発展途上国群が勝てばどうにかなる。よって10月12日現在、ブリックスが脱ドル化協定に署名したことにより、XユーザーのMikeCristo8さん: 「BRICS finance
ministers gather in Moscow after each minister signs de-dollarization
agreements It’s becoming real now https://t.co/f8QwjBXSrx」 / X暫定的には偽善は一応克服された。ただこれは発展途上国側がともかく損したくないという損得勘定に基づいた価値観をベースに戦って勝っただけの結果で、まだ共同体感覚に基づく兼愛交利の論理、中庸の論理が偽善の論理よりも正しいと人類が完全にそう思ったわけではないので発展途上国側が偽善の論理に完全勝利したと思うのは間違いである。
発展途上国の偽善に対する完全勝利は、どうしてもこの先30年、40年かけてウィンウィンの世界を作るために発展途上国の人々自身が地道に汗水たらして働くことのよって、発展途上国の人々がきちんと加害者意識を持って生きていることを証明しなければ絶対得られないのである。
幸運を祈る。
2024年10月13日 橘謙信